都心と地方、どっちが有利?

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一般的に、初めて収益不動産を購入しようとする方は、自宅の周辺で探そうとする傾向があります。
なぜなら、土地勘があり、自らすぐに見に行くことができるという安心感があるからです。
しかし、投資をするという点から考えますと、エリアへのこだわりは捨てたほうがよいと思われます。
自分が住みたいかどうかではなく、購入した物件に住む人のこと優先に考え、利益を最大化できるかどうかで判断をします。
また、書類やデータだけではなく、現地の下見も重要なポイントとなります。最終的に判断をくだすのはオーナー様ご自身です。
不動産業者と密に連絡をとりながら、納得のいく物件を見つけてください。

まずは、都心の物件と地方の物件のメリット・デメリットを考慮する必要があります。
それぞれの特徴を理解したうえで、検討することが重要です。
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都心は競争率が高く、利回りの低い物件も多いので、キャッシュフローが出にくいという傾向にあります。
ただ、2020年の東京オリンピックに向けて、都心部、特に東京の物件に対する需要は高くなっていくと予想されます。
ですが、都心への不動産投資は必要な費用も高くなるということも覚えておいてください。
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人口の減少が影響を与えることも考えられるので、ある程度の空室リスクを考慮しなければなりません。
しかし地方の場合、利回りの高い物件が多いということが最大の特徴です。

都心に比べて地価が安く、建築費用が同額でも不動産全体の価格は安くなります。土地価格が安いので費用も抑えることができます。逆に、建物の価格を高く設定して提供することで、減価償却を多く計上するという方法も可能です。

また、地方の場合は、物件の入居募集や管理など、現地の不動産業者に依頼する必要があります。頻繁にご自身で行くことができないため、信頼できる不動産業者・管理会社を見つけることが重要になってきます。
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不動産運用の際には、インカムゲインによる家賃収入によって利益を求めます。この利益は、物件利回りと金融機関に支払う金利の差から生まれます。この利回りと金利の差がどれぐらいとれるかということが重要なのです。物件利回りを高く設定し、金利を低く抑えることができれば、投資は成功するといえるでしょう。

都心と地方のメリット・デメリットを比較すると、どちらがよいと判断するのは難しいかもしれません。
オーナー様の資産状況、投資の目的により投資するエリアは変わってくると思われます。
エリアの特徴をしっかりと調べ、将来性と収益性を熟慮したうえで判断することをお勧めします。