北海道胆振地方地震の弊社影響についてのご報告

北海道胆振(いぶり)東部地震において、被災されました皆様へ謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

北海道胆振地方地震について

2018年9月6日、北海道胆振地方を震源とした地震が発生しました。現在も被害対応を行っていますが、14日現在も余震が続いており、不安な日々を過ごしています。




6日3時8分頃、北海道胆振地方中東部を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、厚真町(あつまちょう)では震度7を記録しました。

札幌市内の被害と対策

連日ニュースでも取り上げられていますが、札幌市清田区の里塚地区が広範囲の液状化が生じており、予断を許さない状況かと思われます。

札幌市HPでは「中小河川洪水ハザードマップ」が公表されており、「気づきマップ」「逃げどきマップ」など、浸水が想定される地域と避難場所についてわかりやすく記載されています。

札幌市内にお住まいのアパートオーナー様、居住者様はじめ、災害対策の一助になればとの思いで、紹介をさせていただきます。


気づきマップ(豊平・清田)
▲市内区域別 気づきマップ(豊平区・清田区)


逃げどきマップ(豊平区・清田区)
▲市内区域別 逃げどきマップ(豊平区・清田区)

※ 北海道内の他地域、各市町村区公式ホームページにて「ハザードマップ」が閲覧可能です


被災者の声

弊社社員一同、被災したことで感じた内容、教訓などを吸い上げ、将来に活かせるよう各自でレポートを作成いたしました。

差し出がましいかとは思いますが、いくつか有用な意見も見受けられましたので、手前味噌ながらご紹介をさせていただきます。
・災害情報の収集手段の確保。メディアだけに頼るのでなく、社内チャットツール(チャットワーク)で社員同士の身近な情報やSNS(Twitterなど)の最新情報を知ることができ、安心に役立っていた。

・自動車にガソリンがほとんどなく、移動、買い出しなどで不便が生じたこと。

・全道停電の影響で公共交通機関機能が麻痺したこと。また信号機も使えず、道路、横断歩道などの利用が恐怖だった。

・食料を確保するのが大変だったこと。また一時的に断水も起こり、普段の準備、対策不足を痛感した。

・大切な家族、知人の無事を確認できたこと。

・日々の無事安穏な暮らしに改めて感謝の気持ちを感じさせてくれたこと。

・隣近所との助け合いによる友好な関係を築けたこと。

・札幌店舗の1階(カフェブース)を避難所として開放し、電気復旧が遅れている地域の方の携帯電話充電に役立てたこと。

・停電のため冷蔵庫の食材が悪くなる前にと、庭でバーベキューを行ったこと。久しぶりに家族、近隣の親族と声を掛け合いながら過ごせたことは良かった。

・夜まで停電が続いたが、夜空に満点の星空が見えて心が癒やされたこと。

・家族、親戚、知人、友人からの心配、温かい励ましのメッセージに感謝。

・幸いにも停電期間中の気候は過ごしやすく、冷暖房の利用が必要なかったこと。


・太陽光発電などを利用しての蓄電。発電機の備蓄。被災の時期が冬の場合も想定して、電池式ポータブルストーブ、ポリタンクに灯油なども用意しておきたい。

・全社員の確認を取ることに時間がかかったこと。緊急時の連絡体制、掲示板など災害時における事前の決めごとが十分には行えていなかった。

・電子マネー系が使えないため、ある程度現金を手元に残しておくべきだったこと。

・電力の大切さを実感。節電の意識が高まった。


・デマ情報なども流れていたので、情報を精査し、惑わされないようにすることが大切だと感じた。

・「また今度」「時間があるときに」は、有事の際の後悔になると実感したこと。必要なものはすぐに用意するよう行動していきたい。

・防災グッズは一通り用意しておきたい。
 →乾電池、電池式ワンセグテレビ、携帯用予備バッテリー、薬、炭と七輪、非常用食材、水、簡易寝床、暖房用具、簡易食料(カップ麺など)、簡易トイレ、カセットコンロ、ラジオ、懐中電灯、災害対策マニュアル、など


参考記事

不動産投資マッチングサイト「MOTTI」では、防災、地震保険などの記事を掲載しております。
よろしければ、合わせてご参考にしてください。

最後に

弊社では地震の影響で一時営業を見合わせておりましたが、9月10日(月)より営業を再開いたしました。

また地震発生以降、アパートオーナー様をはじめ、皆様からお見舞いと励ましのメッセージを頂戴し、多大なるご厚情を賜りましたこと従業員一同、深く感謝いたします。

今後とも、スタッフ一丸となり、より一層お客様に寄り添ったサービスの提供を最優先に取り組んでまいります。
引き続き、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。