資金調達方法

sikin
sikin-02
不動産は高額な商品のため、ほとんどの方は金融機関からの借り入れを行います。
借り入れができなければ、収益不動産の活用は実質的にはできません。
ですので、投資物件を探しながら、どの金融機関が融資をしてくれそうかという目途をつけることも重要な要素となります。

金融機関へは、必ず不動産会社の紹介でいくことが望ましいと思います。
金融機関にとっても、しかるべき不動産会社からの紹介であれば、スムーズに手続きをすることができるからです。物件選びの際には、不動産会社に提携している金融機関があるかないかを聞いておくことが大切になります。
sikin-03
sikin-04

金融機関には政府系の住宅金融支援機構、日本政策金融公庫、民間の都市銀行、地方銀行、信用公庫、JAバンク、ノンバンクというような様々な金融機関が存在します。
金融機関ごとに返済年数や担保評価、融資可能エリアが異なるため、それぞれの金融機関の特徴と自分の投資目的にあった金融機関を選択するのが望ましいと思われます。
sikin-05
金融機関は、融資をするか否かの判断をするために、その人の属性、物件評価、貸付条件など、様々な調査を行って融資の審査を行います。金融機関側からすると、融資したお金を回収できるというリスクヘッジをとる必要があるからです。ですので、金融機関の立場も理解し、融資を上手く引き出しましょう。

収益不動産を活用していくにおいて、資金調達はできるだけ少ない担保提供で、できるだけ低い金利で、借入期間を長くして借りることが基本になります。金利が低いということは、利益に直接影響を及ぼします。また、借入期間を長くするのは、安定したキャッシュフローを得ることにつながります。できるだけ有利な条件で借りることができる金融機関を探すことが重要です。
sikin-06

sikin-07
基本的にアパートを購入する場合は、各金融機関のアパートローンを申し込みします。
アパートローンは、個人の不動産投資家向けにパッケージ化された融資メニューです。
属性がよければ審査は早いので、手続きもスムーズに進むのがメリットです。
しかし、金利は一般的には高めになっています。

また、金融機関によってはアパートを購入する場合でも、企業の事業資金として貸し出すプロパーローンを受けられることもあります。プロパーローンは不動産事業者に対して融資を行うローンですので、不動産事業としての実績、会社としての実績が評価されます。

場合によっては、アパートローンより有利な条件で融資が受けられる可能性もあります。
ただ、融資の審査期間は念入りな調査を行うため、アパートローンよりも長くなります。
どちらにしても、融資の返事をもらうには3週間から1ヶ月ほどの時間がかかるということを理解しておいてください。
sikin-08